更新日:2017年02月03日

Japan Vision Vol.47|未来に残したい風景 岐阜県白川郷
白川郷のライトアップ

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写真撮影:四季写真家 山口博之

未来に残したい風景として、岐阜県白川郷の雪景色をご紹介します。合掌造りの集落で有名な白川郷は、霊峰白山や山麓のブナの森など、豊かな自然に囲まれているほか、「白亜紀(はくあき)」の地層も出現している日本の原風景ともいうべき土地です。
自然に囲まれた環境だからこそ生まれた合掌造りが醸す(かもす)独特の景観は、1976年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、1995年には白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
毎年、鮮やかな雪景色となる1月末から2月の初旬には、夜間のライトアップイベントが行われ、多くの写真家や観光客の目を釘付けにします。まさに未来に残したい冬ならではの美しい風景ですね。


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

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岐阜の夏の風物詩として知られる「鵜飼」。約1,300年前から伝わる伝統漁法の1つで、長良川で行われています。鵜匠が10~12羽の鵜を操り篝火に集まってきた鮎を「ホウホウ」とかけ声をかけながら追い込んでいきます。「ホウホウ」という掛け声や舟べりをたたく音は「日本の音風景百選」にも選ばれています。

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