更新日:2017年02月17日

Japan Vision Vol.49|未来に残したい行事 岐阜県高山市
高山祭

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2005年に10の市町村が合併して、面積が日本一の市となった岐阜県高山市の「高山祭」をご紹介します。 「高山祭」は毎年春と秋に行われる、日本三大美祭の1つで、春の「山王祭」は日枝神社、秋の「八幡祭」は櫻山八幡宮でそれぞれ行われます。その起源は16世紀後半から17世紀とされており、曳き(ひき)揃えられた動く陽明門とも称される豪華な「祭屋台」と、昔ながらの伝統衣装をまとっての数百名からなる大行列は圧巻です。

中でも注目は、巧みな動きをする人形のからくり奉納や、仕掛けが施された戻し車、提灯が灯す幻想的な夜祭・宵祭など、職人さんの技が光る数々の出し物で、観る者を魅了します。 高山祭は、国の重要無形民俗文化財に、祭屋台は重要有形文化財に指定されており、毎年国内外から多くの見物客が訪れます。そして、2016年12月には、高山祭の屋台行事を含む全国の「山・鉾・屋台行事」33件がユネスコの無形文化遺産に登録されました。まさに未来に残したい伝統行事ですね。
2017年の春の「山王祭」も例年通り、4月14日(金)~15日(土)の2日間で行われます。さらにユネスコ登録を記念し、4月29日(土)、30日(日)には、「高山祭屋台の総曳き揃え」が行われます。ご興味をお持ちの方は、この機会にお立ち寄りになってはいかがでしょうか。

高山祭の詳細はこちらよりご覧ください。※高山市公式観光サイト
http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000024/


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岐阜の夏の風物詩として知られる「鵜飼」。約1,300年前から伝わる伝統漁法の1つで、長良川で行われています。鵜匠が10~12羽の鵜を操り篝火に集まってきた鮎を「ホウホウ」とかけ声をかけながら追い込んでいきます。「ホウホウ」という掛け声や舟べりをたたく音は「日本の音風景百選」にも選ばれています。

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