更新日:2017年04月14日

Japan Vision Vol.57|未来に残したい風景 栃木県日光市
竜頭ノ滝

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写真撮影:四季写真家 山口博之

栃木県日光市にある「竜頭ノ滝(りゅうずのたき)」をご紹介します。
日光といえば日本三大名瀑の1つにも数えられている「華厳の滝」が最も有名ですが、「竜頭ノ滝」「霧降ノ滝(きりふりのたき)」「裏見ノ滝(うらみのたき)」「湯滝(ゆだき)」を合わせた“日光五名瀑”を中心に、“四十八滝”と呼ばれるほど、滝が豊富な場所です。

ご紹介の「竜頭ノ滝」は、戦場ヶ原を流れてきた湯川の末流が、男体山(なんたいさん)の噴火によって流出した溶岩の上を、210メートルにわたって流れ落ちる雄大な滝です。幅10メートルほどの階段状の岩場を、澄んだ渓流が勢いよく流れていきます。 滝壺付近は大きな岩によって二分され、その姿が「竜の頭」に似ていることが滝名の由来なのだとか。

5月~6月頃は、新緑とともに赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇り、また9月下旬頃からは紅葉の名所として、モミジやシナノキなどが彩ります。季節ごとに優美な姿を魅せてくれる、まさに未来に残したい風景ですね。


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

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生産量全国1位の栃木県の中で、宇都宮は主産地のひとつです。
いちごはビタミンCの宝庫で、疲労回復、風邪の予防、肌を美しく整える効果があります。
大玉で糖度が高く、酸味が少ない「とちおとめ」は、その代表的な品種として知られています。

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