更新日:2017年07月03日

Japan Vision Vol.68|未来に残したい風景 群馬県甘楽郡下仁田町
妙義山

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写真撮影:四季写真家 山口博之

夏の青空と新緑に包まれる群馬県甘楽郡下仁田町「妙義山(みょうぎさん)」をご紹介します。
妙義山は、赤城山・榛名山とともに「上毛三山(じょうもうさんざん)」に数えられ、群馬を代表する山の1つで、日本三大奇勝の1つとしても有名です。荒々しい岩肌が創り出す、景観の美しさで多くの登山家に愛されています。
妙義山の標高は、最高峰の白雲山相馬岳で1,104mとさほど高くはないですが、関東平野を見下ろす景色はとても爽快です。また、明治45年にイギリス人の登山家「ウオルター・ウエストン」が、妙義山を舞台にロープを使いながら2人で岩山を登る技術を日本人に初めて教えたことから、“近代登山発祥の地”としても知られています。いくつもの峰からなり、登山の初心者からベテランまで楽しめる登山コースと、四季折々の景観を魅せてくれる妙義山の姿は、まさに未来に残したい風景ですね。
夏のレジャーの一つとしてご検討してみてはいかがでしょうか。


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上州だるまが作られ始めたのは今から200年以上も前のこと。上州(群馬県)は昔から、養蚕が盛んな地域でした。蚕は繭を作るまでに4度の脱皮を繰り返し、古い殻を割って出てきます。その様子が目を覚ましたように見えたため「起きる」と言われてきました。 養蚕農家ではその言葉にあやかり、だるまを七転び八起きの大切な守り神として、奉り続けてきたのです。
上州だるまが今もなお愛され続ける理由はただの縁起物としてだけでなく、守り神として手を合わせる対象でもあるからです。

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