更新日:2018年02月12日

Japan Vision Vol.96|未来に残したい風景 福井県福井市
雪に包まれた一乗谷朝倉氏遺跡・唐門

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写真撮影:四季写真家 山口博之

福井県福井市城戸ノ内町にある、『一乗谷朝倉氏遺跡・唐門(いちじょうだに あさくらしいせき・からもん)』をご紹介します。
一乗谷朝倉氏遺跡は、戦国時代に越前国を支配した戦国大名:朝倉氏の遺跡で、一乗谷城と山麓の城下町からなります。面積278ヘクタールにもおよぶ広大な遺跡は、国の特別史跡指定を受けている他、遺跡内にある4つの日本庭園は、特別名勝にも指定されています。 ご紹介の「唐門」は、豊臣秀吉が朝倉氏最後の当主:義景(よしかげ)の善提(ぼだい)を弔うために寄進したものと伝えられ、歴代の当主が政治や行事などさまざまな物事をおこなった「義景館」跡の正面の濠に面して建てられています。質素な佇まいの中にも気品と風格を感じさせてくれますね。
深い雪に包まれて、静まり返った唐門の前に立つと、まるで戦国時代にタイムスリップしたような感覚にもさせてくれるのだとか。まさに“未来に残したい風景”です。 福井県に行かれる方はぜひ一度、お立ち寄りになってはいかがでしょうか。


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北陸地方は、日本でも指折りの絶品カニを味わえる「カニの本場」といわれています。北陸で水揚げされる主な種類は〝北陸のカニの王者〝と呼ばれる「ズワイガニ」、〝富山湾の女王〝〝海のルビー〝などの異名をもつ「紅ズワイガニ」です。どちらも冬に水揚げされ、この時期に北陸を訪れると新鮮な味を楽しむことができます。

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