Japan Vision Vol.107|未来に残したい風景 徳島県三好市
大歩危峡と鯉のぼり

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徳島県三好市にある、『大歩危峡(おおぼけきょう)と鯉のぼり』をご紹介します。
大歩危峡は吉野川の中流に位置する渓谷で、名前の由来は「大股で歩くと危険」からきているのだそうです。この辺りの地質は、およそ6千万年~8千万年前にできたといわれる変成岩(へんせいがん)類で構成され、大歩危峡を形成しているのは、砂岩が変成してできた砂質片岩(さしつへんがん)です。長い年月で水蝕(すいしょく)されてできた大歩危溪は、まるで巨大な彫刻のようで迫力満点です。 春は桜・初夏は新緑・秋には一面の紅葉が清流に色を添える、日本有数の景勝地でもあります。
100年以上の歴史を持つ「大歩危峡遊覧船」は、四季を通して営業しており、4月~5月には写真のように、大歩危峡に掛かる鯉のぼりを、清流からご覧いただくことができます。まさに未来に残したい優雅な風景ですね。 徳島県に行かれる際には、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

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すだちは徳島県が全国シェアほぼ100%を誇る、県を代表する果物です。
独特な香りと様々な成分が豊富で、カルシウム・カリウム・ビタミンAなどの含有量はレモンの約2倍以上ともいわれています。また、すだちの花は県の花として指定されていて、毎年5月中旬頃白く甘い香りのする花を咲かせます。

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