更新日:2018年06月15日

Japan Vision Vol.112|未来に残したい風景 愛媛県宇和島市
宇和海(うわかい)の夕景

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写真撮影:四季写真家 山口博之

愛媛県宇和島市、『宇和海の夕景』をご紹介します。宇和海は、愛媛県と大分県に挟まれた豊後水道(ぶんごすいどう)の愛媛県側の海域を指し、古くは「うわのうみ」と呼ばれていました。この海域には大島、嘉島(かしま)、戸島(とじま)、日振島(ひぶりしま)、御五神島(おいつかみしま)、竹ヶ島(たけがしま)など、美しい島々が浮かび、海岸線は複雑な構造のリアス式海岸になっています。宇和海は、古くからイワシ網漁業の盛んな場所として知られ、江戸中期には西国第一のイワシ漁場でした。 また沿岸では、入り江を利用した養殖漁業も盛んで、特に真珠やハマチ、マダイの養殖は全国有数となっています。
こちらの写真からもご覧いただけます通り、漁船が港に帰っていく夕刻になると、宇和海に浮かぶ美しい島々や養殖場、そして静かな海面が、鮮やかなオレンジ色に輝きます。愛媛県に行かれる際には、ぜひ一度お立ち寄りになってはいかがでしょうか。


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

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愛媛県松山市は、近代文学にも影響を及ぼした正岡子規、高浜虚子などの多くの俳人を生み出した「俳都」として知られており、俳句による町おこしを行っています。街中には「俳句ポスト」が設置され、毎年高校生向けの「俳句甲子園」が開かれるなど、市内の住人に身近な存在として親しまれています。

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