Japan Vision Vol.132|未来に残したい風景 宮城県松島町
朝陽に照らされた松島

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※写真撮影:四季写真家 山口 博之

日本三景の一つに数えられる松島は、松島湾内に点在する200以上もの島々と松島丘陵を含めた修景地です。中世から大淀三千風や松尾芭蕉などの俳人たちが称賛し、詩歌や絵画で伝えてられてきたその美しさは、広く海外にまで知れ渡っています。
見る角度や時間によってさまざまな表情をみせる松島ですが、とりわけ美しい光景が広がるのが、島々の向こうに広がる水平線から朝陽が昇る瞬間です。 ご紹介の写真のように、空と海が鮮やかなオレンジ色のグラデーションで彩られ、松島湾に点在する島々のシルエットとともに見る者を魅了します。まさに「未来に残したい絶景」です。
松島海岸の南に突き出た「双観山」と呼ばれる岬の丘からは、牡鹿半島や金華山の奥から昇る朝陽と、荘厳な松島を拝むことができ、松島を眺められるスポットのなかでも、特に朝陽が美しいことで有名です。また、「西行戻しの松公園」は、松島海岸を囲む丘のなかでも最も眺望のいい場所に位置するといわれ、壮大な松島を箱庭のように一望することができます。 松島を観光されたことがある方でも、「“松島の朝陽”はまだ見たことがない!」という方もいらっしゃるかもしれません。訪れる機会がある方は、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

■松島町公式サイト:松島の朝日・夕日「西行戻しの松公園の朝日」
http://www.town.miyagi-matsushima.lg.jp/index.cfm/8,3842,33,html


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「七夕まつり」とは東北三大祭りの1つで、仙台市で毎年8月に開催されています。
仙台七夕まつり固有の飾り付けは"7つ飾り"と呼ばれ、7種類の飾りにそれぞれ意味があります。学問や書の上達を願う飾り、清潔と倹約を願う飾りもあります。それぞれの飾りの意味を知り、どこに飾られているのかを探しながら見るのも仙台七夕の楽しみ方の一つです。

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