更新日:2016年4月29日

Japan Vision Vol.5|未来に残したい風景岩手県久慈市 小袖海岸
“つりがね洞”の朝日

images

写真撮影:四季写真家 山口博之

未来に残したい風景「岩手県久慈市 小袖海岸にある“つりがね洞”の朝日」をご紹介します。
つりがね洞という名称は、洞穴の天井から釣り鐘の形をした岩がぶら下がっていたことにちなみます。鐘の形をした岩は残念ながら1896年の明治三陸地震による大津波で崩壊し、現在は空洞となっています。その空洞の中を、毎年6月の夏至を挟んだ約3週間のみ日の出が赤く照らします。
この風景は、この地のパワースポットとしても大変有名だそうです。海の向こうに昇る朝日が、巨大な岩影を造りながら、洞の中を赤く照らす様子は、見ているだけで力が沸いてきそうです。まさに未来に残したい圧巻の風景です。久慈市に行かれる方はぜひお立ち寄りください。


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

images

「チャグチャグ馬コ」とは岩手県滝沢市と盛岡市において毎年6月に開催されるお祭りのことです。百頭を超える馬が鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの約15Kmの距離を鈴の音を響かせながら練り歩きます。
「シャグシャグ、チャグチャグ」のように聞こえる鈴の音から、「チャグチャグ馬コ」と名付けられたと言われています。その鈴の音は、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選出されています。

ページの先頭に戻る