更新日:2016年07月29日

Japan Vision Vol.21|未来に残したい取組 熊本県熊本市
熊本大学 熊本復興支援プロジェクト

images

  • images
  • images
  • images
  • images
  • images

未来に残したい取組として、熊本大学が6月14日に始動させた「熊本復興支援プロジェクト」をご紹介します。このプロジェクトは、今年4月に発生した「平成28年熊本地震」からの復興に際して、これまで大学が取り組んできた研究成果を地域振興に活かすために発足しました。学長を総括リーダーとして、以下7つのプロジェクトチームが結成されています。
① 震災復興デザインプロジェクト (まちづくり拠点の設置)
② 阿蘇自然災害ミチゲーションプロジェクト (阿蘇火山性地質に起因する二次災害の緩和)
③ 熊本水循環保全プロジェクト (水資源の研究成果に基づく、水環境の回復)
④ 熊本城等被災文化財の復旧・活用支援プロジェクト (最新技術による熊本城等の復元支援)
⑤ 地域医療支援プロジェクト (先端医療の地域への提供)
⑥ 産業復興プロジェクト (企業と大学による新産業の創出)
⑦ 復興ボランティア活動支援プロジェクト (災害学生ボランティア)
地元の総合大学だからこそ集積できた教育研究資源を活用して、国や県を含む自治体との連携、国内外の大学・研究機関・研究者とも協力し、熊本の復興を強力に推進して行くそうです(熊本復興支援プロジェクト副総括リーダー 松本理事・副学長より)。「震災復興デザインプロジェクト」では既に、特に被害が集中した益城町で、町民・行政・ボランティアの学生達と連携し、持続可能なコミュニティを創出・支援するためのまちづくり拠点「サテライトラボ」の構築を進めています。皆さまにもぜひ、詳細をご覧いただきたいと思います。

「熊本大学 熊本復興支援プロジェクト」の詳細はこちらよりご覧ください。
http://www.kumamoto-u.ac.jp/syakairenkei/sangakukan/fukkoproject/fukkoproject-file/fukko-project1.pdf


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

images

きじ馬とは、きじ車とも呼ばれ、木で作った胴体に車輪を付けて転がせるようにした九州ならではのおもちゃです。
かつては子供が乗れるほど大きなきじ馬がつくられていました。大きなきじ馬を男の子供たちが牽いたり、馬乗りになって坂を下ったりして遊んでいたそうです。

ページの先頭に戻る