更新日:2016年08月05日

Japan Vision Vol.22|未来に残したい行事 鳥取県鳥取市
鳥取しゃんしゃん祭

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未来に残したい行事として、鳥取市の『鳥取しゃんしゃん祭』をご紹介いたします。 このお祭りは、毎年8月13日から15日の3日間で開催される鳥取市最大のイベントです。 昭和36年に商工振興を目的に聖神社、大森神社の例祭と併せて誕生した「鳥取祭」が起源で、その後さまざまなアレンジ・発展を重ねて現在に至っています。お祭りの中核は、4千人を超える踊り子が一斉に踊る華麗な「傘踊り」で、第50回の記念大会(平成26年)で『最大の傘踊り』として、世界記録を達成し、全国的に知られる一大イベントとなりました。傘踊りに使われている『しゃんしゃん傘』は、元になった鳥取県東部の伝統芸能「因幡の傘踊り」の傘を、1回り小さくして誰でも踊れるようにしたもので、竹で組まれた骨組みに和紙を張って飾られています。外側の赤・白は「砂丘」、中心の金は「賑わい」、青は「日本海」、ひし形の銀は「魚が飛び跳ねている様子」、赤と銀は「傘踊りの華やかさが輪と一つになること」、そして頭の白和紙は「雨乞いの祈願」を意味しているそうです。13日は前夜祭イベント、14日は一斉傘踊り、最終日の15日には市民納涼花火大会も行われ、開催期間を通して、地元の方だけでなく、多くの観光客で賑わいます。 地元の個性に溢れ、多くの人から親しまれるこのお祭りは、まさに未来に残したい大切な行事ですね。ご興味を持たれた方は、夏のレジャーの候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。

「鳥取しゃんしゃん祭」の詳細は、こちらよりご覧ください。
http://tottori-shanshan.jp/


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因幡の白うさぎとは、日本神話(古事記)に出てくるウサギのことです。
鳥取県東部はかつて因幡と呼ばれていました。今でも鳥取市には神話の舞台の場所といわれている、大兎大明神、または兎の宮白兎大明神と呼ばれる神社があります。皮膚病、やけどに効く神社として信仰されてきましたが、最近は、神話に登場する大国主と八上姫ゆかりの縁結びの神様として人気です。

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