更新日:2016年10月07日

Japan Vision Vol.32|未来に残したい行事 和歌山県日高川町
丹生神社の“笑い祭り”

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写真・情報提供(公社)和歌山県観光連盟

未来に残したい行事として、和歌山県の無形民俗文化財に指定されている、丹生(にゅう)神社の丹生祭、別名“笑い祭り”をご紹介します。 このお祭りは、江戸時代から伝承されてきたもので、毎年体育の日直前の日曜日に開催されます。元々は、和佐の笑い祭り・江川の奴踊り・山野の雀踊り・松瀬の竹馬駆と、4つの神社のお祭りだったそうですが、明治39年に出された「神社合祀令」により、明治42年に丹生村(和佐・江川・山野・松瀬)にあった神社が、「丹生神社」として統合され、現在に至ります。
「笑い祭り」と呼ばれる名前の由来は、神代の昔、出雲の神様の集まりに寝坊をして、ふさぎ込んでしまった“丹生都姫(にうつひめ)”の命を心配した村人たちが、「笑え!笑え!」と姫を慰め、勇気づけたことに始まったと伝えられています。先達(鈴振り)が道化た衣装と化粧で、町内を「笑え!笑え!」と練り歩く光景は、何とも陽気で楽しいものです。宮入の途中には、江川領の入口で江川組の鬼が山野組・和佐組・松瀬組の鬼を出迎える「鬼の出迎え」と称する儀式も行
われ、すべてにわたって古式豊かな祭礼だそうです。
まさに未来に残したい伝統行事ですね。 今年の開催
日は10月9日(日)、和歌山県にお越しの方がいら
っしゃいましたら、ぜひお立ち寄りになってはいかが
でしょうか。


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

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日本では3箇所の動物園でしか見ることのできないジャイアントパンダ。日本で飼育されているジャイアントパンダの半数以上の7頭が和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町にあるアドベンチャーワールドで飼育されています。2016年10月現在までに16頭のパンダが生まれ、14頭が無事に成長しています。出産頭数、成長した子どもの数、ともに中国本土を除けば世界最多の数です。

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