更新日:2017年03月27日

Japan Vision Vol.55|未来に残したい風景 長野県下高井郡山ノ内町
地獄谷野猿公苑のニホンザル

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写真撮影:四季写真家 山口博之

未来に残したい風景として、長野県下高井郡山ノ内町地獄谷野猿公苑の野生のニホンザルたちをご紹介します。
ここは長野県の北部、上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の渓谷に位置しています。
標高850メートルのこの地は、1年のほぼ3分の1が雪に覆われる厳しい環境で、急な崖と、いたるところから温泉の湯気が立ち上る光景を見た太古の人々が、この地を「地獄谷」と呼んだそうです。

人間にとっては厳しい環境もサルたちには「楽園」で、古くから自然のままに群れで暮らしています。
地獄谷野猿公苑は、1964年の開苑以来、温泉に入るサルや、サルたちの興味深い生態を観察できる希有な場所として、世界中から多くの研究者や写真家達が訪れるのだとか。
気持ちよさそうに温泉に浸かるサルたちの表情には、私たち人間の方が癒されてしまいますね。
長野県に行かれる方は、ぜひお立ち寄りください。


近くの街のフコク生命
オリジナルご当地キティ

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長野県松本市安曇上高地の梓川には、河童橋と呼ばれる木製の吊橋があります。
橋の上からは季節を問わず上高地の美しい風景を見ることができ、多くの人が訪れる人気の観光地となっています。
また、芥川龍之介の小説『河童』の中で登場することでも有名な橋です。

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