更新日:2017年05月26日

Japan Vision Vol.62|未来に残したい行事 栃木県足利市
初山祭り (ペタンコまつり)

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写真提供:足利市観光協会

地域の未来を応援する「Japan Vision」。
第62回目となる今日は、栃木県足利市の浅間神社で毎年6月1日に行われる、「初山祭り (※通称:ペタンコまつり)」をご紹介します。
足利市の重要文化財にも指定されているこちらのお祭りは、400年以上も前から始められたといわれ、その昔、この地域で起こった洪水・疫病・飢饉で多くの子どもが苦しんだ時、浅間神社が祀られている山から龍がのぼり、子どもたちを救ったという言い伝えがあります。
「ペタンコまつり」は、この1年の間に生まれた赤ちゃんを連れて参拝し、無病・息災・開運を祈願して、赤ちゃんの額に御朱印をしてもらうというユニークなお祭りで、御朱印を「ぺたん」と押すことから「ペタンコまつり」の名で皆に親しまれています。

男の子は高い山の男浅間(上の宮)へ、女の子は低い山の女浅間(下の宮)へ参拝し、男の子は立派に無事成長するように、女の子は清らかに美しく成長するように、それぞれ神の守護を受けた証として御朱印を押してくれます。
ちなみに、男の子は「さくらの花びらの中に浅間神社」、女の子は「角印(2㎝角)の中に浅間神社」の御朱印だそうです。この日に見かける子どもたちの額の御朱印は、足利の初夏の風物詩にもなっていて、当日は花火や屋台の出店もあり、この日を盛り上げています。

地域の大人たち全員が子どもたちの成長を願っているような、とても温かみがある伝統行事ですね。
2017年の「初山祭り」も例年通り、山開きの日の6月1日(木)に行われます。ご興味をお持ちの方は、この機会にお立ち寄りになってはいかがでしょうか。


近くの街のフコク生命
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生産量全国1位の栃木県の中で、宇都宮は主産地のひとつです。
いちごはビタミンCの宝庫で、疲労回復、風邪の予防、肌を美しく整える効果があります。
大玉で糖度が高く、酸味が少ない「とちおとめ」は、その代表的な品種として知られています。

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