更新日:2017年06月02日
Japan Vision Vol.63|未来に残したい風景
東京都千代田区
丸の内駅舎の夜景
写真撮影:四季写真家 山口博之
東京都千代田区にある「丸の内駅舎(まるのうちえきしゃ)」の夜景をご紹介します。
大正3年(1914年)12月に開業した日本の玄関口「東京駅」。丸の内駅舎は、日本の近代化を担う首都東京の中央駅駅舎として、100年以上の歴史を眺めながら、日本を代表するビジネス街「丸の内」とともに発展してきました。頑強な赤レンガ造りの駅舎は、大正12年(1923年)に発生した関東大震災でもびくともしませんでしたが、昭和20年(1945年)には戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失してしまいます。戦後、3階建てだった駅舎は応急処置として2階建て駅舎に修復され、そのままの姿で半世紀以上もの時が流れました。
創建当時の姿に戻す工事が開始されたのは、焼失から60年以上経った平成19年(2007年)4月のこと。およそ5年半の歳月をかけ、平成24年(2012年)10月、当時の優雅な姿を取り戻しました。 国の重要文化財にも指定され、100年以上もの間、東京駅のシンボルとして愛され続けている「丸の内駅舎」の景観は、まさに“未来に残したい風景”ですね。 東京駅をご利用の際には、「丸の内駅舎」の歴史にも思いを馳せてはいかがでしょうか。
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最初に日本橋がかけられたのは、慶長8年に徳川家康が江戸幕府を開いたのと同じ年です。初期は木造だったため、火事などが原因で何度もかけかえられ今の形になりました。現在の日本橋は、明治44年にかけられ100年以上が経過しています。
長さ49.1m、幅27.3mの貫禄十分の石橋で、欄干(らんかん)には麒麟(きりん)と獅子(しし)の青銅の像があります。
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