更新日:2018年07月13日

Japan Vision Vol.115|未来に残したい風景 香川県観音寺市
琴弾公園 寛永通宝の夜景

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写真撮影:四季写真家 山口博之

香川県観音寺市の「琴弾公園(※1:ことひきこうえん)」にある『寛永通宝の夜景』をご紹介します。 
「琴弾公園」は、1府10県にまたがる「瀬戸内海国立公園(※2)」に含まれ、その広さは実に48ヘクタールを誇ります。広大な園内には、海・山・神社仏閣・史跡名所が点在し、自然や歴史を一日中満喫できる観音寺市随一の人気スポットです。

なかでも“一番の見どころ”とされているのが、こちらの銭形砂絵『寛永通宝』です。1633年(寛永10年)に藩主:生駒高俊公を歓迎するため、たった一夜にして作られたといわれており、この巨大な砂絵を見れば、健康で長生きし、お金にも不自由しないと伝えられています。 大きさは、東西に122メートル、南北に90メートル、周囲で345メートルもあり、日没後に公園内にある山頂展望台から見ると、こちらの写真のような幻想的な風景を毎日、日没から午後10時までご覧になれます。 瀬戸内海を望む雄大な景観、そしてブルーとグリーンの見事なコントラストは、見る者を惹きつけます。また、通常はグリーンですが、期間限定でゴールドのライトアップをご覧になれます。まさに未来に残したい風景ですね。 香川県に行かれる際には、ぜひ一度お立ち寄りになってはいかがでしょうか。

■観音寺市公式サイト:名勝 琴弾公園 (※1)
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/21/1467.html
■環境省:瀬戸内海国立公園公式サイト(※2)
https://www.env.go.jp/park/setonaikai/


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讃岐うどんは、コシの強さが特徴の香川県産のうどんです。
昔から地元の住民に愛されていますが、近年までは全国的に見ればマイナーな食べ物で1970年の大阪万博や、それ以降のテレビの紹介などで知名度が拡大しました。料理としての「うどん」は福岡県が発祥の地とされる説がありますが、県内では讃岐出身の空海(弘法大師)が唐から持ち帰ったのが発祥とする意見もあります。

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