Japan Vision Vol.143|未来に残したい風景
山形県遊佐市
鳥海山と菜の花畑
撮影:四季写真家 山口 博之
『鳥海山と菜の花畑』をご紹介します。
鳥海山(ちょうかいざん)は、山形県最北端の町・遊佐町と、秋田県にかほ市象潟町にまたがる標高2,236メートルの活火山です。冬になり、山頂が雪に覆われると、その様子が富士山に似ていることから「出羽富士(でわふじ)」とも呼ばれ、古くから地元の方々に親しまれてきました。遊佐町からは二つの山があるように見えますが、秋田県側からは一つに見えるなど、見る方向によって山の形が違って見えるのも特徴です。
こちらの写真の様に、遊佐町では毎年4月ごろになると、町内のさまざまな地区で一面の菜の花畑を見ることができます。少しずつ暖かくなる春でも、鳥海山の山頂付近はまだまだ寒さ厳しく、白い雪に覆われたままです。黄色い菜の花の絨毯、奥にそびえる荘厳な鳥海山、そして青空とのコントラストは、まさに「未来に残したい絶景」ですね。春に山形県・秋田県を訪れる方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■参考:遊佐鳥海観光協会公式サイト:遊ぶ・鳥海山
https://www.yuzachokai.jp/play/tozan
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花笠まつり(はながさまつり)は、スゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にし、「花笠音頭」にあわせて街を踊り練りあるく日本の祭です。山形県内など数か所で開催され、例年8月に山形市で行なわれる「山形花笠まつり」が広く知られています。戦前から行われている東北三大祭りに戦後から始まり広まった「山形花笠まつり」と「盛岡さんさ踊り」を加えた5つの祭りが東北五大祭りと呼ばれる事もあります。
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